大道塾 朝倉支部日記
打撃系総合武道 『空道』 ≒ 「空手道」+「柔道」  福岡県朝倉市の城下町秋月で武道指導する男の雑感
『秋月記』
葉室麟の小説『秋月記』を読みました。

秋月藩が政治的・文化的にも最も輝いていた、八代藩主長舒(ながのぶ)の頃の話し。
専横を極める家老、宮崎織部を排斥しようと、同志とともに立ち上がった間小四郎は、福岡藩の援助も受けて成功する。
いわゆる「織部崩れ」と呼ばれる実際にあった事件。
しかし、そこには秋月藩を乗っ取ろうとする福岡藩の策謀もあり、事態は小四郎の思いもよらぬ方向へと展開していく。

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我が国の種痘(天然痘の予防接種)の先駆けとなった緒方春朔、
藩校「稽古館」の教授で詩人としても名高い原古処、
その娘で、生涯を旅に生きた漂泊の女流漢詩人の原采蘋、
九州三武人の一人と称された武術家の藤田仲智規、
伝説的な柔術家の海賀藤蔵など、
当時、秋月の名を全国に広めた実在の人物たちが、重要な役割で登場します。

作者の葉室麟は、昨年この作品で第22回山本周五郎賞および第141回直木賞候補となりました。

ボクはこの小説を読んで、見慣れた秋月の風景が違って見えました。

ちなみに、作品内にたびたび登場する「目鏡橋」や「高木久助(葛屋)」は、どちらも道場から歩いて1分以内の距離に今もあります。

小説『秋月記』、お薦めです。


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