今日、「秋月戦国祭」がありました。

名前は微妙に変わっているような気がしますが、
今年で三年目ぐらいです。

一言でいうと武者行列ですが、
城下町によくあるコスプレではないそうです。



江戸時代に秋月藩で行われていた「鎧揃え(鎧初め)」を復活しようとしているものとのことです。

「鎧揃え」は、平時でも実戦の心構えを忘れないために、
毎年正月に藩士が家伝の甲冑を身にまとって藩主に拝謁をした後
秋月八幡宮まで戦国時代さながらに行進したものです。



江戸時代の幕藩体制は、「武士」と呼ばれた兵士が統治した、
いわば軍事政権ですが、
実際には二百数十年間　戦いらしい戦いのない、
日本史上もっとも平和な期間が続いた時代ともされています。

江戸時代も後期になると、すっかり平和ボケしていて
秋月藩のように甲冑装束で一糸乱れぬ行進ができること自体が
全国的には驚くべきことであったようです。



さて、この「秋月戦国祭」、
ボクも参加を呼びかけられましたが、
コスプレ趣味がないため(？)
お断りさせていただきました。

趣旨には大いに賛同するところなので、
国道沿いで
秋月のメイン通り沿いの
道場と自宅にポスターを貼って
事業の発展と成功を、陰ながら応援しています。